近代フランス印象派の代表、ラヴェルの弦楽四重奏。1902年12月から1903年の4月にかけて作曲された。ラヴェルは弦楽四重奏曲は1曲しか残していない。ちなみにドビュッシーも1曲。
弦楽四重奏曲は、ハイドン、モーツァルト、ベートーベンと古典派が 好んで作曲した。ロマン派にも人気曲があるが、これらの作品とは、ちょっと趣が違うのが、ラヴェルの作品。フランスの印象派らしく、独特の和声をちりばめ、薄明かりの中で何かが動いているような、不思議な幻想を見させる。
霧の中 さまよい歩く 弦の音 |
たつく |
(器語:弦の音) |
© June 12th, 2005 ちゐく たつく
聴いた録音のデータ | ||
四重奏 | アルバン・ベルク四重奏団 | Alban Berg Quartett |
時期と場所 | 1984年12月 | ウィーン? |
EMI Classics(EMI Records Ltd.)077774734721 |
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