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ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18

Concerto for Piano and Orchestra No.2 in C minor, op.18

Sergei Rachmaninov S.ラフマニノフ

この作品は20世紀の初めに発表されている。音楽史上は、後期ロマン派から近代音楽への移行時期とされている。いやー、ロマン派もすてがたい。

貴族の家柄に育ったラフマニノフは、順調に音楽の道を進み、1897年に交響曲第1番を発表したが、これが散々だったそうだ。ショックでノイローゼになった。精神科のニコライ・ダール博士によって、催眠療法が施される。「今度書く作品は、きっと大傑作になる」と。

そして出来上がったのが、この作品。

落ち込んだり、自信をなくしたときは、自分に暗示をかけてみよう。「俺は偉大な人物だ」「私は特別なのよ」と。

よきはよき 時の流れに そむくとも
たつく
(器語:なし)

© June 26th, 2003 ちゐく たつく

聴いた録音のデータ
ピアノ タマーシュ・ヴァーシャーリ Tamas Vasary
オーケストラ ロンドン交響楽団 London Symphony Orchestra
指揮 ユリ・アーロノヴィチ Yuri Ahronovitch
時期と場所 197*年*月 ロンドン

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