"Cello Suite" Bach | < | ∧ | 魔笛を観に行こう・トップ | ∧ | > | "Blue Danube" Strauss |
ブルックナーの交響曲は長い。「変化に乏しい」といって敬遠する方もいる。しかし、はまってしまうと抜けられなくなる、底なし沼の魅力を秘めている。
第4番は、ブルックナーの代表作。ブルックナー入門に最適。「ロマンティック」という表題は、彼自身によってつけられた。ドイツの深い森で感じる自然に対する神秘的な感情を表したものである。
初演は1881年2月20日、ウィーンにて。指揮者はハンス・リヒター。3番までの暗い曲調から、明るめの曲調へと変わっている。ちなみに第3番の初演は大失敗。最後まで聴いていたのは25人。その中にマーラーがいた。
ドイツの森は、どうなっているのだろう。「酸性雨の影響で云々(うんぬん)」と理科や社会の教科書に書かれているが。
第3楽章は「狩のスケルツォ」。森や林の中での狩のようすを描いているそうだ。狩はしたくないが、ぶらぶら歩いて休憩してみたい。
金管に 誘われ入る 森の中 |
たつく |
(器語:金管) |
© May 30th, 2003 たつく
聴いた録音のデータ | ||
オーケストラ | ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 | Vienna Philharmonic Orchestra |
指揮 | カール・ベーム | Karl Bohm |
時期と場所 | 1973年11月 | ウィーン |
ロンドン(デッカ・ポリドール) |
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