魔笛を観に行こう・トップ ↑ → MassiahHallelujah Handel

歌劇「魔笛」序曲 K.620

"Die Zauberflote" Overture, K.620

Wolfgang Amadeus Mozart W.A.モーツァルト

オペラ(歌劇)といっても、いろんなタイプがある。『魔笛』は、ジングシュピール(歌芝居)に分類される。歌になっていない台詞(せりふ)と歌でお芝居が進行していくのである。ミュージカルのようなものと思ってもらえばわかりやすい。

『魔笛』は、モーツァルトが亡くなる年(1791年)につくられた。ヴィーラントの原作『ドゥシニスタン』の中の「ルル、あるいは魔法の笛」という童話を題材に、興行師のシカネーダーが台本を書き、モーツァルトに作曲を依頼した。

王子タミーノが、夜の女王に頼まれて、女王の娘パミーナを救い出すためにエジプトへ出かける。女王にあずかった魔笛をたよりに、悪人ザラストロの城に向かう。ところが、ザラストロは悪人ではなく、パミーナを保護する徳の高い僧であった。タミーノとパミーナは、ザラストロから与えられた試練に、魔笛の力を借りて挑む。

この作品の中には、当時のヨーロッパ社会に影響を及ぼした、秘密結社フリーメーソンの思想が反映されているという。また、『夜の女王のアリア』という独奏曲は、単独でも歌われる。


歌劇の始まる前に演奏されるのが「序曲」。この序曲を聴いて、これから始まる「愛と冒険の物語」に思いを寄せます。ワクワクしながら。

魔法が使えて、何でも思い通りになれないかなー。そう思ったときが何度もある。

魔法に助けられて、ここまでやってきた。魔法はいざという時、助けてくれる。自分自身が「やるんだ」という強い気持ちを持ったとき、思いもかけない奇跡が起こる。

さあ、魔笛の力をかりて、困難に立ち向かっていこう。

おごそかに ブラスが響き 幕があく
たつく
器語:ブラス)

© May 10th, 2003  たつく

聴いた録音のデータ
オーケストラ アカデミー室内管弦楽団 Academy of St. Martin-in-the-Fields
指揮 ネヴィル・マリナー Sir Neville Marriner
時期と場所 1981年6月 ロンドン

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